脊椎センター
質の高い医療の提供を目指して
整形外科の中でも特に多い脊椎脊髄疾患を扱う科として、平成23年4月1日より脊椎脊髄病の診療に特化した脊椎センターを開設しています。センターは従来の整形外科外来の中に併設しております。
脊椎疾患を専門とする医師の集団である、日本脊椎脊髄病学会という整形外科医を中心とした学会があります。当センターは同学会専門医の小川、高橋が中心となって治療にあたっております。受診に際してはかかりつけの診療所の先生からご紹介いただき、病院の地域医療連携室にご一報いただき、ご予約ください。すでに当院整形外科で治療中の方はセンター外来ではなく通常の整形外科再診外来におかかりください。夜間・祝祭日については今まで通り当直センターにてまず当直医が承ります。
脊椎疾患を専門とする医師の集団である、日本脊椎脊髄病学会という整形外科医を中心とした学会があります。当センターは同学会専門医の小川、高橋が中心となって治療にあたっております。受診に際してはかかりつけの診療所の先生からご紹介いただき、病院の地域医療連携室にご一報いただき、ご予約ください。すでに当院整形外科で治療中の方はセンター外来ではなく通常の整形外科再診外来におかかりください。夜間・祝祭日については今まで通り当直センターにてまず当直医が承ります。
脊椎外来 担当医師
月曜日 | 高橋 8:30~10:30 |
---|---|
火曜日 | 小川 8:30~10:00 |
水曜日 | 高橋 8:30~10:00 |
木曜日 | 小川 9:00~10:00 |
金曜日 | 休診 |
◆ 脊椎側弯症外来の開設
脊椎側弯症外来 担当医師
月曜日 | 高橋センター長 15:30~16:30 |
---|
脊椎側弯症外来では主に脊柱変形の専門的診断と治療を行います。
小児では先天性脊柱側弯症や思春期に多い特発性側弯症の診断と治療を行っています。学校検診で脊柱変形の疑いがあるといわれた場合や、クリニックからの側弯症での紹介患者さんを、学校通学のことを考え、月曜日午後に診療枠を設けました。脊椎センターの初診は午前中となりますので、どちらの診療枠での受診も可能です。
小児では先天性脊柱側弯症や思春期に多い特発性側弯症の診断と治療を行っています。学校検診で脊柱変形の疑いがあるといわれた場合や、クリニックからの側弯症での紹介患者さんを、学校通学のことを考え、月曜日午後に診療枠を設けました。脊椎センターの初診は午前中となりますので、どちらの診療枠での受診も可能です。
治療
① 装具療法
小児側弯症で側弯の重症度を示すコブ角が25度を超えてくると装具療法が必要となります
装具療法は今のところ唯一側弯の進行を抑制できる(手術が必要な重症側弯への進行を防ぐ)治療法で、装着時間が長いほど、有効性が高い事が知られています。
② 手術療法
高度側弯症を矯正し進行を防止できる唯一の方法は手術療法です。側弯の重症度を示すコブ角40~45度以上になると手術療法が必要になります。
当院は県内でも有数の脊椎手術を施行しており、豊富な経験を基に最新の技術、医療機器を取り入れて、患者さんにとってより良い治療の提供をお約束いたします。
令和7年にモバイルCTナビゲーション機器を導入し、より安全性の高い高度先進脊椎手術を実践しています。術中にCT撮影を行い、医師はリアルタイムの3D画像で種々の確認を行いながら、高い精度で手術を行うことができます。また侵襲の大きい手術に応用することで、より低侵襲の手術を提供することが期待されます。