診療内容

診療方針・理念

整形外科は、運動器と言って、体を移動させるのに必要な神経、筋肉、骨、関節を扱う科です。整形外科以外の疾患で入院となったときに、入院前のように歩けなくなった、動けなくなったという経験はないでしょうか?超高齢化社会の今、命さえあれば良いとお考えの人は少ないでしょう。整形外科とは国民一人一人の人生の質を向上させるために運動器の健康管理を行っている科目なのです。そんな大切な科目なのに、整形外科は難しくて訳がわからない、という声は医療者の中にですらあります。その原因は診断や治療に科学的な根拠が十分でなかったことにあります。この10年に医療はめまぐるしく進歩しました。整形外科も当然昔とは大きく変わりました。時間のかかる難しい治療は大部分が廃れ、短時間で治療できる科学的な方法が続々開発されています。みなさんもその恩恵を当院で受けてください。

対象疾患

  • 上肢(肩・肘・手関節疾患、外傷、スポーツ障害)
  • 下肢(股関節・膝関節変性疾患、スポーツ外傷、一般外傷)
    ※股関節の疾患・外傷に関しては、詳しくは部門案内の「股関節・人工関節センター」をご参照ください
  • 脊椎(詳しくは部門案内の「脊椎センター」のページへ)

診療内容

外来では専門にかかわらずどのような運動器疾患の患者さんでもお受けします。

当科の構成メンバーの内訳は、小川(脊椎脊髄病)、西脇(股関節)、高橋(脊椎脊髄病)、窪田(下肢)、雨宮(上肢)、中根(下肢/外傷)、山本(脊椎脊髄病)です。外来では専門に拘わらずどのような運動器疾患の患者さんでもお受けします。その上で専門性が高いと判断されれば再診時に担当医師へ振り分けさせていただくか、またはご入院後に診療にあたります。

診療実績

令和4年度の診療実績

手術件数 1,551件
  1. 脊椎手術 603件
  2. 上肢手術 110件
  3. 下肢手術 339件
  4. 外傷手術 423件
  5. その他の手術(スポーツ、小児、腫瘍等)76件