四肢関節再建センター

四肢関節再建センター

◆はじめに

2018年7月1日 西脇センター長が中心となり股関節・人工関節センターを開設しました。
一部の人工関節センターでは人工関節に偏った治療法のみが提案されてしまうことがありますが、当センターでは患者さんの個々の状態を把握し、年齢、関節の状態、生活レベルや希望に応じて相談しながら患者さん一人一人のニーズに合った治療法を提案します。
当センターで治療して良かった、紹介して良かったと思われるようスタッフ一同精進して参ります。

膝スポーツ・人工関節外来

2021年10月1日より、窪田医師の当院赴任に伴い、中根医師と共に、膝スポーツ・人工関節外来をセンター内に開設しました。専門外来を設置することで、膝の治療に特化し、より高度な膝治療を必要とする患者さんのニーズにあった治療の提案が可能になりました。

 

上肢外来

2022年4月より雨宮医師の当院赴任に伴い、上肢外来をセンター内に開設しました。
専門外来では、超音波を用いて、レントゲンでは分からない、軟部組織(靭帯、筋肉、神経など)の評価や、動作時の評価を行います。病変によっては、画像検査に伴う複数回に渡る来院を減らすことも可能です。ぜひ一度相談ください。
◆ 対象疾患
主に行っている股関節の手術治療は、人工股関節置換術、人工股関節再置換術、寛骨臼回転骨切り術、股関節鏡手術です。人工股関節置換術や寛骨臼回転骨切り術は主に低侵襲手術MISで行います(詳細は「最小侵襲MIS人工股関節」「臼蓋形成不全症」のページをご参照ください)。

主に行っている膝関節の手術治療は、人工膝関節置換術(全置換術、部分置換術)、 膝関節鏡手術(靱帯再建手術、半月板部分切除術、半月板縫合術)です(詳細は「人工膝関節置換術」「前十字靱帯再建術」のぺージをご参照下さい)。 特に人工膝関節置換術においては骨温存に努め、長期成績を最重視し治療にあたります。

上肢疾患の手術治療は、手指~肩全般に及びます。人工関節も指、手関節、肘、肩と存在します。当院では、主に肘や肩の人工関節置換術(詳細は人工肩関節 上肢鏡視下手術のページをご参照ください)を行っています。
スポーツや日常生活動作に合わせた侵襲を抑えた鏡視下手術(肘関節授動術、肩関節腱板修復術、バンカート修復術)を含めた治療方針を外来で相談していきます。
上肢人工関節 代表例:人工肩関節置換術


◆ 受診方法
・股関節・人工関節外来(毎週 金曜日):西脇センター長 担当
股関節疾患、人工関節置換術(股関節・膝関節)、股関節周囲骨切り手術、股関節鏡手術など

西脇センター長の外来受診を希望される場合には、かかりつけの診療所の先生からご紹介いただき、病院の地域医療連携室にご一報をお願いします。外来予約枠を確保いたします。

・膝スポーツ・人工膝関節外来(毎週 火曜日):窪田医師、中根医師 担当
膝関節疾患、膝靱帯損傷、スポーツ外傷、人工関節置換術(膝関節)、膝関節鏡手術など

膝スポーツ・人工膝関節外来では、紹介状が無い場合でも拝見いたします。
紹介状が無い場合、毎週火曜日 午前9~11時あるいは午後13~15時までにお越しいただき、受付で「膝スポーツ・人工膝関節外来」受診希望をお伝え下さい。ただし、当院は、紹介状が無い場合には初診料・再診料とは別に特別料金(保険外併用療養費)がかかりますので、ご了承ください。
紹介状がある場合には、病院の地域医療連携室にご一報をお願いします。外来予約枠を確保いたします。


・上肢外来(毎週 木曜日):雨宮医師 担当
上肢のスポーツ外傷、日常における疼痛や、機能障害など

紹介状をお持ちの場合は、病院の地域連携室にご連絡お願いします。予約を確保いたします。
紹介状がない場合は、第1,3,5週月曜11時までにお越しください。外来の有無は事前に電話で確認ください。当院は、紹介状が無い場合には初診料・再診料とは別に特別料金(保険外併用療養費)がかかりますので、ご了承ください。