一般向け

熱海市土砂災害へこころのケア第2班を派遣しました

一般向け

2021年07月29日

 熱海市伊豆山地区において7月3日午前に発生した土石流によって、避難を余儀なくされている方々のこころの支援を目的に、静岡県からの要請を受けた静岡県支部からの依頼で、こころのケア第2班を派遣しました。
 出発式では、班を代表して看護師長から「被災者のみなさんの心に寄り添い、置かれた状況についてアセスメントし必要な支援に繋げられるよう力を出してまいります。」と挨拶がありました。小川院長からは日赤魂で被災者に寄り添って欲しい、酷暑の中、自分の体も大切にして活動するようにお言葉をいただきました。
 派遣期間は令和3年7月22日~24日の3日間で金城館、ウオミサキホテルを中心に熱海市内の避難所で活動しました。

※日本赤十字社の「こころのケア」活動・・平成7年の阪神・淡路大震災を契機に、災害時の心の問題が浮き彫りになったことから、災害時の救護活動の一つとして「こころのケア」活動を取り入れたことがはじまりです。本活動は、特別に研修を受けたこころのケア要員が、避難所や地域を巡回しながら、被災者の方々と接する中で、健康状態や身近な悩みなどをお聞きして、ストレスの軽減などにつなげていくものです。