しずおか日赤メールマガジン

第150号 平成30年02月01日発行


 まだまだ寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 先日も首都圏で降雪があり、交通機関の混乱がニュースになっておりました。今後の天気も注意深く見守る必要がありそうです。
 さて、今月16日はそんな天気予報でよく目にする、天気図の記念日です。1883(明治16)年のこの日、ドイツ人の気象学者エリヴィン・クニッピングの指導により、日本初の天気図が作成されました。そして、同年3月1日からは印刷して毎日発行されるようになったそうです。
 暖かくなるにはもう少し時間がかかりそうです。風邪など引かないよう、防寒対策を忘れずにして下さいね。それでは、メールマガジン第150号をお届けいたします。
 引き続き温かいご支援を賜りますよう、どうぞ宜しくお願いいたします。

目次

1. 今月の病院ニュース
注意!インフルエンザの流行が拡大しています!

2. インフォメーション
おうちで使える知恵袋 ~日頃の手洗いチェックしてみましょう~

インフルエンザの流行が拡大しています!

「うつらない」「うつさない」を基本に感染拡大防止に努めましょう

 インフルエンザみんなで知って、みんなで注意を!
 静岡県が発表しているインフルエンザ流行状況によると警報レべルまで達し猛威を振るっています。1月の第1週に比べ第3週では3倍にも報告数が増加しており、過去10年間で最高の値となっています。医療機関からの報告では「インフルエンザA型」に比べ「インフルエンザB型」が多い傾向にあり、当院における発生状況も60~70%がB型となっています。

インフルエンザから一人ひとり守るために、日頃抱いている質問にお答えします。
Q1.どうやってうつるの?
飛沫感染と接触感染の2種類があります。飛沫感染は、感染した人がせきをすることで飛んだ、飛沫に含まれるウイルスを、別の人が口や鼻から吸い込み、ウイルスが体内に入り込むことです。 一方、接触感染は、飛沫が付着した場所を手で触れ、その手で鼻や口に再び触れ、粘膜などを通じウイルスが体内に入り感染することです。

Q2.インフルエンザA型とB型の違いって?
A型にも2種類あり、かつてソ連型と呼ばれていたものが2009年に新型と置き換わって流行しています。そして香港型と呼ばれているもので、1968年から流行しています。このA型ほのかB型もあり、どのウイルスが流行するのかは、年によって違います。A型もB型も予防策は同じです。

Q3.かかってしまった時に、特に気をつけることは?
まずは「他の人にうつさない」ことが大事です。同居する家族、特に重症になりやすいお年寄りなどになるべく接触しないよう心がけましょう。患者さんはできるだけ隔離し静養しましょう。
 Point・感染予防のため、1時間に1回程度短時間でも部屋の換気を心がける
     ・咳が出る時は、患者さんはマスクをつける
     ・患者さんのお世話をする人も念のためマスクをつけ、お世話の後はこまめに手を洗う
     ・熱が下がった後も、2日間程度は他の人に移す可能性があります 熱が下がって症状が治まっても、2日ほど学校・会社に行かないようにし、自宅療養します

※参考:静岡県健康福祉部 危機管理情報  厚生労働省健康局結核感染症課 インフルエンザ一問一答

おうちで使える知恵袋 ~日頃の手洗いチェックしてみましょう~

 当院では感染管理チームを中心に、各病棟・外来での感染防止・対策に関する勉強会を随時行い、感染防止対策を行っています。今回は当院で活躍中の感染管理認定看護師に正しい手洗いの方法について教えていただきました。

特殊な薬剤を塗った後、手洗いを行いました。
光っている部分が洗い残し部分。

 外出後やトイレ後の手には、バイキンがたくさんいます。当たり前に行っている手洗い。洗い残しはないでしょうか? 特に冬はインフルエンザやノロウイルスによる胃腸炎などの感染症が流行するため、手洗いによる感染予防が大切です。正しい手洗いを身につければ感染症から身を守ることができます。
 普段行っている手洗いがどのくらい清潔に正しく洗えているか、特殊な薬剤とライトを使って検証してみました。すると思った以上に爪や指の間、親指、手首の洗い残しが多いのです。

正しい手洗いの方法
①両手の手のひらをこする
②手の甲をこする ※1
③指の間をこする
④指の先をこする ※2
⑤親指を握り洗いする ※3
⑥手首も忘れずに洗う
 
 

※1

※2

※3

 


手の消毒用アルコール剤でも手洗いができますよ!

 

 ドラッグストアで市販されている、手の消毒用アルコール剤も、インフルエンザウイルスには効果があります。手洗いができない環境でも簡単に手の菌やウイルスが除去でき、非常に便利です。使用上のポイントは、しっかり奥までワンプッシュを手に取り、手にまんべんなくすり込むこと。アルコールが乾くまですり込み続けて下さい。今では、スーパーや大型ショッピングセンターの入り口には、消毒用アルコール剤が設置されていることが多いです。積極的に使用しましょう。

しずおか日赤メールマガジン 第150号

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平成30年02月01日発行