臨床研修ブログResident blog

研修医1年目の田中です。
今回は静岡赤十字病院の特徴の1つでもある内科ローテについて書かせていただきます。
当院ではダブルローテーションシステムを採用しており、チームを変えながら総合内科を6ヶ月間、それと並行して消化器、呼吸器、血液、脳神経、循環器、内分泌を1ヶ月ずつローテします。

総合内科では主に病棟管理について学びます。生理検査や採血結果の解釈、抗生剤などの薬剤についてだけでなく、食事やリハビリについても学ぶことができるので、将来的にどの診療科に進むことになっても役に立つ知識と考え方を得ることができます。
専門内科ではその診療科の基礎知識を学ぶだけでなく、実際に手技をさせていただける機会もあります。
患者さんについての口頭の発表やスライドの発表もあり、どの科の先生も研修医に熱心に指導してくださるので、その準備や他の研修医の発表を通して最大限のフィードバックを得ることができます。

何についても最初はわからないことだらけですが、だんだん自分でできることが増えてきたと実感できた時は嬉しくなります。
他の病院にはなかなかない珍しいシステムなので、興味がある人は一度病院見学にお越しいただき、実際に働いている研修医に聞いてみてください。お待ちしています。