看護部ブログNurse blog

プリセプターとして1年を振返って!

2023年5月8日

3-5病棟より

私は看護師3年目で実地指導者をやらせていただきましたが、昨年度1年間を通じて自己の学びや、今後の課題等考えることができました。他の実地指導者よりも3-5病棟での経験年数が若干少ないこともあり、自分が上手く教えることができるのだろうかと不安に思うこともありました。しかし病棟の先輩方や同じプリセプターの方々がいつでも相談にのってくださったおかげで、1年間を乗り越えることができたと感じています。
私は新人看護師が困っているときに一緒になって考えることができる、すぐに相談にのることができることを目標に関わっていきました。新人看護師が慣れない環境の中で看護の知識や技術を習得しつつ、周囲のスタッフと関係づくりも行うことは、精神的にも身体的にも負担が大きいと考えたからです。実際に接する中で最初は自分の思いが上手く伝わらず、一人で背負い過ぎてしまう新人看護師に対し、どう接していけばよいか悩むことも多かったですが、相手に寄り添った声のかけ方・伝え方について試行錯誤しながら関わっていきました。現在では、新人看護師からも積極的に声をかけてくれるようになり、お互いに支えながら仕事ができていると感じています。
今年度も新人看護師が病棟にやって来ました。自分自身が新人看護師と関わった中で学んだことを活かしながら、新人看護師と接する際には、相手に寄り添った声掛けを意識していきたいと思います。

3-6病棟より

実地指導者を任された時、まだ未熟な私たちに教えることができるのか自信がありませんでした。しかし、私たちが新人の時、自分が成長できているか自信がなく、落ち込むことが多かった経験を思い出し、新人看護師が自信を持って患者さんの看護に繋げられるようにしたいと考え、指導する際に2つのことを意識するようにしました。それは、「新人看護師が話しかけやすい雰囲気作り」と「日々の関わりの中で出来ている所を認め伝える」ことです。声をかけるタイミングや、返事がしやすい質問の仕方を工夫し、成長を言葉にして伝えていくようにしたことで、新人看護師から主体的に報告や相談ができるようになり、1年経った今では、患者さんのことを考えながら関わっている姿をみることができ、とても嬉しく感じています。また、実地指導者を行ったことで、指導することの大変さや難しさばかりを考えていた中でも、新人と共に知識を深め、考えを伝え続ける努力が継続できたことに達成感を得ることができました。
今後もこの1年の経験を活かし、後輩指導の際は、後輩が考える時間を与え、その考えを引き出せる様な声かけや聞く姿勢を心がけ、更に自分自身も学び成長できるよう頑張っていきたいと思います。

3-7病棟より

新人看護師がこの1年、発熱病棟と整形病棟を兼任しなくてはいけなかったことに対して慣れないことや不安なことが多かったと思います。その状況の中で、精神的なフォローができるように実地指導者として関わることができました。感染対策や新型コロナ感染症患者の看護に対し、「間違った感染対策で自分が感染したらどうしよう」「自分に感染対応ができるのだろうか」などの不安やスムーズに動けないことに対して先輩たちへの申し訳ないという気持ちがあると相談されたことがありました。一番身近な先輩として信頼関係を構築したり、こまめに「大丈夫?」と尋ねたり申し訳ないという気持ちを持たず今自分が出来ることを認めて褒めることを意識し関わることができたので新人看護師が思いを伝え不安なく働くことができたのではないかと思いました。新人看護師が気持ちを吐きだし働くことができたことは実地指導者として嬉しい出来事だったと思いました。

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