栄養課ブログNourishment blog

栄養課だより2024年2月号   おいしいみそ料理を食べて心と体をあたためてみませんか

2024年2月1日

おいしいみそ料理を食べて心と体をあたためてみませんか

今回は愛知県出身の管理栄養士が八丁味噌について紹介します。
八丁味噌は愛知県岡崎市の岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離にある八丁町(旧八丁村)が由来で、江戸時代初期から製造されています。原材料は米麹や麦麹は使用せず、大豆に麹菌を繁殖させた豆麹、塩、水を使用しています。直径・高さ共に2m、重さ700kgの木桶に、約6トンの味噌を仕込み、その上に3トン分の重石を山のように積み上げ、2年以上かけて熟成させているため、他の味噌にはない濃厚なコクと適度な酸味、渋味、苦味、強い旨味が特徴です。
加熱に強く煮込んでもおいしさは損なわれないため、味噌煮込みうどんや味噌おでんなどに使用されています。赤だし味噌は八丁味噌に米味噌を合わせた味噌です。静岡では八丁味噌になじみがないため、今回は赤だし味噌を使用した「味噌煮込みうどん」のレシピを紹介します。
 

どえりゃあ うみゃあ味噌煮込みうどん

<材料(1人前)>
・ゆでうどん 1玉
・鶏モモ肉 80g
・季節の野菜 100g程度
・長葱 1/10本(10g)
・卵 1個
・だし汁 1.5カップ
・赤だし味噌 大さじ1
・みりん 小さじ1

<作り方>
①鶏もも肉は一口大、野菜は食べやすい大きさに切る。長葱は小口切りにする。
②鍋にだし汁と鶏肉、季節の野菜を入れ中火で、野菜が柔らかくなるまで加熱し、味噌、みりん、うどんを入れて全体を混ぜ、5分加熱する。
③卵を割り入れて長葱を加え、蓋をして1分加熱し完成。
*鶏肉を豚肉に変えてもおいしく作る事ができます
 

アンケート結果報告

12月8日から11日に高齢者対応常菜食を喫食されている方に管理栄養士が聞き取り調査を行いましたので、その結果を報告させていただきます。アンケート結果から少数ではありますが、ほうれん草とチンゲン菜の筋が噛み切れず食べにくいという意見がありました。柔らかく茹でていますが筋が残りやすいため、一口大にカットして食べやすくなるように変更しました。
今後もご意見を参考によりよい食事を提供していきます。
 

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