助産師ブログMidwife blog

妊娠糖尿病は妊娠後に初めて発見または発症した糖尿病に至っていない糖代謝異常（高血糖）です。妊婦さんの８人に１人にみられます。
妊娠糖尿病既往の女性は、生涯にわたる2型糖尿病の発生率がそうでない女性に比べて7.4倍と究めて高いことが分かっています。また、糖尿病を見過ごしたまま妊娠すると、赤ちゃんが巨大児になって出産が大変になったり、赤ちゃんが低血糖になりやすかったり、将来糖尿病になるリスクが高くなったりします。
ママと赤ちゃんが安全に出産できるよう、当院では様々な職種が協力して、ママと赤ちゃんの健康をサポートしています。

妊娠糖尿病の診断は赤ちゃんからママへの「体調に気をつけて！」というメッセージです。私たちが支えます。一緒に頑張りましょう！

日赤News2023・新緑号vol.366で糖尿病・内分泌代謝内科　平原医師が妊娠糖尿病についてお話ししています。
ぜひこちらも併せてご覧ください。