日本赤十字社 静岡赤十字病院
臨床研修ブログ

  • 学会発表! 研修医1年目・松本編

2017年12月25日

 研修医1年目の松本侑樹と申します。

 今年の10月23日に東京国際フォーラムで行われた第79回日本臨床外科学会総会に演者として参加させて頂きました! そこで今回のブログでは当日の発表に至るまでにどのような経過をたどったかを紹介させて頂きます。

 発表する内容が決まったのは5月の末、予定されていた手術が終了し、1日の仕事が終わったかに思えたその時、「ヘルニアの緊急手術があるぞ!」とレジデントの先生から出動命令がでました。なんてこったジーザスと思いつつ手術室へ。手術が始まりしばらくすると、上級医の先生にこれは学会で発表できるくらい珍しい症例だぞと言われました。当院の研修医プログラムでは2年間で最低1回以上の学会発表を行うことが目標とされており、血気あふれる研修医たちは発表のチャンスを常に伺っております。この気を逃す手はないと思い、あまり後先考えずに発表を志願しました。こうして「症例報告」という形で発表することとなりました。

 内容が決まったら次にやるべきは情報収集。同じ症例に関する論文を集め、疾患の基礎知識を把握し、その情報をベースに大体の発表の流れをイメージする。そして抄録文として学会に投稿。完全に道筋がみえた。これはとんとん拍子で運ぶ案件だと勇んで抄録文の作成にとりかかりました。おかしいですね、ペンが全く動きません。まずいですね、投稿期限があと3日。これは詰みかと思っていましたが、一緒に手術に入った上級医の先生が暇な時間を見つけ出しては怒濤の指導をしてくださり、何とか形にすることができました。その後のスライド作りも、お忙しい中時間を見つけては指導して頂き、更には外科のカンファレンスで何度も予演会を開き、外科チームの多くの先生にスピーチも含めた改善点を指摘して頂くといった重厚なバックアップのおかげで、やっとこさ一つのパワーポイントが完成しました。

 終わってみればたった5分の短い発表ではありましたが、その5分を作ることの奥深さを実感させて頂きました! そしてその5分のために全力でバックアップしてくださる環境は胸が熱くなりました! そしてそしてその5分が集結する学会というものは熱いイベントと言わざるを得ないと思います!

※追記
 松本先生は、本学会で「第79回日本臨床外科学会総会 研修医アワード」を受賞されました。おめでとうございます! (臨床研修事務局 森)


 

 

 


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