日本赤十字社 静岡赤十字病院
臨床研修ブログ

  • 研修医1年目の北野がお伝えします!

2017年5月11日

研修医1年目の北野真奈です。
 入社してから早一ヶ月。やっと仕事にも慣れてきましたが、まだまだ自分の未熟さを痛感する日々です。

 こちらでは先月の入社後オリエンテーションについてご紹介します。

 4月3日の入社式に先立ち、4月1日にICLS講習を受講しました。救急科の先生方を中心に、上級医の先生、看護師の方にご教授いただきました。

 ICLS(Immediate Cardiac Life Support)は、日本救急医学会が認定する医療従事者向けの蘇生トレーニングコースです。医療従事者向けの蘇生のトレーニングコースとしては、AHA(American Heart Association: アメリカ心臓協会)のACLS provider course(BLS+ACLS)が知られています。
 BLS(Basic Life Support)は胸骨圧迫と人工呼吸による一次救命処置(近年はAEDも含む)、ACLS(Advanced Cardiovascular Life Support)は気管内挿管や薬剤投与も含む二次救命処置のことです。ACLSは医療従事者向けですが、BLSは医療従事者に加え一般のヘルスケアプロバイダー(警察官や消防士、保育士等)も受講することが出来ます。
 “ACLSコース”とはAHA ACLS Provider Manualに記載された10 caseの内容を網羅しているものになりますが、“ICLSコース”では「突然の心停止に遭遇した際に最初の10分間にチームで蘇生すること」を目標とし、BLSとACLSの初歩(VFやPulselessVT、PEA、Asystoleなど)について学びます。以前は、“ICLSコース”を“ACLS基礎コース”と呼んでいました。

 午前はBLS、午後はVFやPulselessVT、PEA、Asystoleなどを想定し、5人ほどのチームに分かれて実践練習しました。講義を聞いて流れを把握しているものの、いざ実践してみるとやはりスムーズにはいかないものでした。チームで行っているからこそ出来ることがある一方で、複数人が同時進行で色々な処置を行っている中で全体を把握するのはなかなか難しいと感じました。それでも10回ほど繰り返すうちに、だんだんと次すべきことが分かってくるようになりました。

 すべてのことに言えますが、やはり講義を受けるだけでなく、一度でも実際に自分で行うことがスキルアップへの近道であると実感しました。

 夜は講習を運営してくださった関係者の方々とお食事会に行きました。皆様お忙しい中、研修医2年目の先生方も駆けつけてくださり、とても温かい会となりました。皆様一日、ありがとうございました!
 

 

 

 

 

 

 

 


↑ページの先頭へ

Copyright © 2013 JAPANESE RED CROSS SHIZUOKA HOSPITAL All rights reserved.