日本赤十字社 静岡赤十字病院
臨床研修ブログ
 こんにちは、研修医1年目の千種です。河津桜も咲いており、春の訪れを感じています。季節の変わり目ですので、皆さま体調にお気をつけください。

 今月静岡赤十字病院ではICLS講習会が開催され、参加しました。ICLSとはimmediate cardiac life supportの略で、日本救急医学会が定めた救急救命処置のことです。例年は年度始めに研修医1年目全体で開催されるのですが、今年はCOVID-19のこともあり複数回に分割して開催しています。

 研修医として救急外来で働く僕らには非常に重要な内容です。講習会の内容としては様々なシナリオに沿って、リーダーを中心にチーム一丸となって蘇生処置を施していきます。鑑別に悩むシナリオもありました。また即座に判断を求められる救急の現場の怖さも改めて再認識しました。

 今までの1年間で現場でも蘇生処置は行っていましたが、今回改めて復習させていただきました。またインストラクターの先生方からは経験された様々な症例のお話など聞くことができ、非常に勉強になりました。

 当院は三次救急医療機関であり、救命処置を行う症例も日々診察しています。当院へ病院見学いらした際は救急科見学もご検討ください。

 

 

 

 


臨床研修事務局の森です。

新型コロナウイルス感染拡大対策にかかる緊急事態宣言で病院見学に規制が続く中、医学部生の皆さんに当院のプログラム・雰囲気等をお伝えするべく、研修医2年次・1年次の座談会を動画で撮影致しました。

対談は研修プログラムの説明に留まらず、苦労したことや日当直への率直な意見のほか、当院を研修先として選んだ理由や住環境・休日の過ごし方など、多岐にわたっています。

動画はe-resident の動画紹介ページ、また当院のホームページに後日掲載予定ですので、ぜひ病院選びの参考になさってください。

 

 

 


皆さん、こんにちは、研修医1年目のNです。
今回は静岡赤十字病院の救急科について紹介していきたいと思います。
救急科は研修医にとってどの病院に行っても大きな関門であると同時にどこの科に進んでも重要な科の1つではないでしょうか?
因みに自分がここを第一志望にした理由の一つにもここの救急の強みがあります。

基本的に救急科は研修医3人で回ります。
朝7時ごろに3人の内1人が先に回診し、救急科入院の患者さんの昨夜から今朝までの変化を把握します。
8時に朝カンファレンスで患者さんの昨日から今日までの出来事や今後の予定をプレゼンし、救急科全体で回診します。
8時30分から救急外来業務が始まります。救急車で運ばれた患者さんやWalk In受診された患者さんを診ていきます。患者さんが全く来ず空いた時間があれば先生方が色々レクチャーしてくれます。実際の強心薬の使い方や気管挿管の方法など教科書ではなかなか身に付きにくい分野を学ぶことができます。
17時に終了となり、まだ患者さんを診ている場合は当直帯の人達に引き継ぎます。先生方が忙しくなければ、30分ほど1日の振り返りをしてそれぞれ診てきた患者さんの共有をします。
基本的に勤務時間はオンコールの人は7:00〜17:30でそうでない人は8:00〜17:30となりますね。

当院は救命救急センターがあり第三次救急医療機関に当たります。救急科医も6名と多くおり、患者さんに対し研修医1名と指導医1人の2人で診療に当たります。初めは、指導医に手取り足取り教えて頂きながら診療していきますが、後半になるにつれて自分で病歴・所見を取り採血項目や画像検査のオーダーを立て診断し、入院か帰宅の判断が徐々に下せるようになっていきます。また症例も豊富なので様々な手技を学ぶことができます。ルート取り、採血、エコーから動脈採血、尿道バルーン、胃管チューブ、胃洗浄、肛門鏡、ルンバール、CVカテーテル、胸骨圧迫などなど。
まだまだ至らない点が多いと感じつつも、今まで回った科の中で研修医の裁量権が最も大きくやりがいのある充実した科だと思いました。
もし当院を見学する機会があれば、少しでも良いので救急科を見ることをお勧めします!


救急隊から電話を受けています。

お互いにエコーの練習もします。先輩が眼球エコーをレクチャー中!

採血結果や画像を見て鑑別疾患を考えます。

 


2021年1月13日

はじめまして。研修医2年目の塩野と申します。

昨年12月に第63回日本消化器内視鏡学会東海支部例会に演者として参加させて頂きました。

実は今回の学会、自身にとって初めての学会発表でした。研修医は2年間で1度は学会発表をするようにと言われており、皆良き症例はないものかとじっと機会を伺っています(たぶん)。1年目でそのチャンスが回ってくることも多いのですが、なかなか機会なく2年目になってしまい、さらにコロナの流行であれよあれよと学会は中止、これはもう研修医留年なんじゃないかと思っていた最中、当時回っていた消化器内科の先生に半ば諦めで尋ねてみたところ返ってきた言葉は「先生学会発表あるんだけどさ、やってみないー?」でした。なんとまあよもやよもやだ…。

発表するまでのいきさつとしては抄録(発表を短文でまとめたもの)の作成提出、スライド作り、発表の練習→本番となります。スライド作りに関して言えば、文献や他症例の検索、スライドの構成、フォント設定や文字の間取りなど細部に至るまで拘るというのは如何に大変なことか。発表もタイムショック的な要素があり、すらすらスムーズに言えないと鐘がなったりするようで本番の緊張に聞こえない鐘が拍車をかけてくるようでした。しかし部長である魚谷先生、直接の指導医である伊藤先生はじめ消化器内科の先生方に何度もスライド修正・練習の機会を頂き自信を持って臨むことができました。ご多忙の中大変お世話になり、非常に勉強にもなりました。この場を持ちまして感謝申し上げます。

最初の学会発表としては2年目の後半と遅かったですが、上の先生方にも恵まれ、一生忘れることのない思い出となりました。この経験を糧とし今後も努めていこうと思います。


中央が僕です 左が魚谷部長 右が伊藤先生

 

臨床研修事務局の森です。
過日、研修医2年次における研修必須科、また選択できる診療科それぞれから、1年次に向けて研修内容紹介がありました。
その中から、麻酔科の研修内容をご紹介いたします。

【麻酔科の1日】
08:00 カンファレンス
     担当患者さんの麻酔科的プレゼンテーション
     (ASA PS、麻酔計画)
08:30 麻酔の準備
09:00 患者さん入室・麻酔導入、手術開始
11:00 ~ 13:00 交代でLunch time
14:00 翌日の麻酔の術前診察
    翌日プレゼンが出来るように常勤医師とディスカッション
17:00 手術終了・抜管、麻酔終了


【麻酔科の4週間研修における目標】
1W目) 手術や麻酔全体の流れをつかむ。全身麻酔とは?
2W目) 患者さんの状態をしっかり把握する。麻酔計画を立てられる。
3W目) 麻酔導入量をプレゼン出来る。麻酔上のポイントを説明できる。
4W目) 実際に麻酔をかけられる。

*    麻酔科で勉強してみたいことがあれば、適宜相談に応じます。

こんにちは。研修医一年目の鎌田です。
6年生はマッチング試験の真っただ中ですね。実力を十分に発揮して、希望通りの病院で研修できることを祈っています!一緒に働くことになったら楽しく研修やっていきましょう!
さて、僕は今、内科を6ヶ月回っています。静岡日赤は総合内科と専門内科を2科同時に回るという他にない特徴があります。なかなか想像がつかないと思うので、一日のスケジュールを紹介しようと思います。

<1日のスケジュール>
6:00過ぎ~ 月曜と金曜のみ病棟で朝の採血をやります。基本的な静脈採血だけでなく、動脈からの採血もあります。最初は早起きも大変で採血自体もなかなか取れずに苦労しましたが、日に日に上達しているのが実感できて楽しいです。

7:50~8:30 総合内科のチーム回診から一日が始まります。チームは主治医、後期レジデント、研修医1、2人で構成されていて、2ヶ月毎に入れ替わります。夜間の出来事やその日やることを確認し、今後の治療方針を共有します。

午前中 患者さんの診察や、検査結果の確認をしたうえで治療方針を立てて上級医に相談します。処方や検査のオーダーを自分で考えた上で、上級医の先生からのフィードバックがあるので少しずつですが内科的な考え方ができるようになっている気がします。日によっては手技もしたりします。

お昼 病院内の食堂でご飯を食べます。500円で食べられる日替わりのセットが美味しいです。ご飯もおかわり自由なので、仕事のことは一瞬忘れて同期や見学生とたわいもない会話をしてリフレッシュします。

午後 専門科のカンファレンスや、内視鏡、カテーテルがあったりします。専門内科は循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、脳神経内科、血液内科、糖尿病内分泌内科を1ヶ月ずつ回ります。担当患者の治療方針についてディスカッションしたり、各科特有の手技を経験させてもらったりします。教育熱心で話しかけやすい先生ばかりなので、将来志望する科もそうでない科も勉強になります。また、月曜日と水曜日は自分が担当した患者さんについての症例発表を内科8人でローテーションで発表する機会があります。

夕方 総合内科のチーム回診をして勤務終了です。何もなければ18時前後に帰る人が多いですが、研修医同士で勉強会をしたり症例発表の準備で残る人も中にはいます。
土日は出勤が義務ではないですが、どちらか片方は患者さんの回診に行く人が多いです。

以上が内科ローテーションの一日になります。参考になりましたか?

本当は給料の話や当直の話、プライベートの話もしたいところですが、長くなるのでここで終わりにしますね。気になる方は是非、見学にいらして下さい!

左が僕です

 

 



後期研修医、医師5年目の芹澤周と申します。
今回この場をお借りして、静岡赤十字病院での研修について綴っていきたいと思います。
初めに、以前から”専門医制度が変わる”、”総合内科専門医ができる”という話は聞いておりましたが、2018年4月の後期研修から制度が変わることとなりました。そう、今5年目の私たちは新専門医制度になって初めての後期研修医であります。
当時は情報が少ない上に、コンパスを持たないまま大海原に投げ出された感覚で、右往左往しておりました。内科を選択する人は減少し、同期たちは大学病院という大きな船に皆で乗り込む中、私は静岡赤十字病院という船を選びました(もちろん小さい船ではありません)。結果を言えば、COVID-19という嵐には巻き込まれましたが、航海は順風満帆です。

ここからはそんな静岡赤十字病院の魅力をお伝えしていきます。
それは何といっても総合内科が充実していることでしょう。各科で様々な症例を集めることが必要な新専門医制度において、これは大きなアドバンテージだと感じます。当院でのプロトコールでは、3年目に総合内科をローテ―トし、4年目に関連病院へ、5年目に再度当院で専門科を研修することができます。
初期研修医2年目の際に、確かに専門研修が遅くなるデメリットを感じながらも、新専門医制度が目指すとされる”総合内科専門医育成”の理念に則っていると感じ、当院での後期研修を選択しました。総合内科で多彩な症例を集めながら、興味や疑問がある症例は専門医にコンサルトすることができることで、広さと深さをもった研修医生活を送れると考えます。
実際に研修を行ってみて、主観的な感想になりますが、とても充実したものになっています。3年目終了時点で症例の種類としてはほぼすべて集まり、4年目に市内の関連病院で研修をした際に、無理に症例を選ばなくて良かったことはかなり利点であったと思います。そのおかげで5年目にじっくりと腰を据えて専門科の勉強を行うことができています。

3年間のほとんどを専門科研修とするプログラムも魅力的だとは感じます。しかし、せっかく総合内科専門医を取得するのです。1-2年、基本に立ち返って患者さんを”総合的に診る”ことの実践を当院で突き詰めてみるのも、より魅力的な選択肢ではないでしょうか。
静岡赤十字病院の各科先生方は様々な場面でコンパスとなって道を示してくださり、気軽に相談に乗ってくださいます。私は大船にのったつもりで、残りの後期研修医生活を邁進していきます。


 はじめまして、研修医の一年目の大山です。

4月から17期の初期研修がはじまり、3ヶ月が経過しようとしております。
さて、私は6月は整形外科で研修させていただきましたので、整形外科の研修での1日を紹介したいと思います。

朝はカンファレンスを行い患者さんの状態や治療方針について確認をします。
その後は、手術の見学や救急外来対応を行います。当院は、整形外科の手術件数が非常に多く、多くの症例を経験できます。私自身も1ヶ月の間で多くのオペを見ることができました。

また、救急外来で骨折などの患者さんがいらっしゃった時に研修医が初めにコンサルトを受けます。自分で診察をし、必要があれば追加で画像のオーダーをし、入院の必要性などを判断して上級医に相談します。

1ヶ月の研修の中で、多くの症例を経験でき、それぞれの外傷などの治療の仕方など学ぶことができました。整形外科の先生方、1ヶ月間ありがとうございました。


臨床研修事務局の森です。
過日、初期臨床研修医2年次の研修修了式が行われました。
本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、少人数・短時間での開催となりましたが、修了式の様子をご紹介するとともに、院長よりいただいたお言葉を掲載致します。

■研修医修了式挨拶(静岡赤十字病院院長 磯部潔)
 皆さんこんにちは、当院での初期臨床研修を無事に終えられることをお喜びいたします。
 新臨床研修医制度は、将来皆さんが選択される専門性に関わらず、頻度の高い疾患やプライマリ・ケアに対応できる医師を育成することを目的として始まりました。今年で満17年になり、皆さんは15期生になります。
 2年前には、点滴や採血も不安げに行っていた皆さんが、最近では大きく成長し、たくましくなりました。この間、無事研修を修了されたことを嬉しく思います。また我々職員にとっても、皆さんが医師としての基本的姿勢や考え方を学ぶ大切な時間を共有させて頂けたことは、大変有意義であったと思っています。
 皆さんは、今後様々な分野で専門性を高め、研究、教育、臨床と幅広く活躍し成長されていくことと思います。
「若い皆さんがすべきことは」まず自分を磨くことです。楽な仕事と困難な仕事かを選択するときには、迷うことなくタフな方を選んで下さい。大変な仕事をする方がはるかに自分のためになるからです。問題が多ければ多いほど、解決に貢献できますし、失敗から学ぶ機会が増えます。失敗を隠したり、原因究明をしないで放置することは、失敗から学ぶことにも失敗し、二重の失策を犯すことになります。
失敗に学び状況を冷静に判断する能力を磨くことが、将来の成功に繋がります。
 患者さんに、安全な質の高い医療の提供を目指すのは勿論ですが、患者さんの気持ちを汲んで医療を行って欲しいと思います。
医師にとって一番うれしいことは、患者さんが治って元気になることです。
一番悲しいことは自分たちの力が及ばないことです。
そんな時にも誠心誠意患者さんに寄り添い、患者さんや家族の気持ちを受け止めることが大切です。
先生に看取られたいと患者さんに言われる様な医師を目指して頂きたいと思います。
 アメリカで成功しているメイヨークリニックの「クリニックの精神」を述べます。
第1に、利益ではなくサービスの理想を追求し続けること。
第2に、個々の患者さんのケアと幸福を第一に真摯に考え続けること。
第3に、医療チーム全員が専門家としての進歩に関心を持ち続けること。
第4に、社会の移りゆくニーズに対して変化していく意欲を持つこと。
第5に、やらなくてはならないことすべてに対して、卓越した結果を目指す努力をすること。
第6に、絶対的な誠実さを持ってすべて業務を行うこと。とあります。   
 また、理想的な医師の振る舞いとして、次ぎの7項目が特定されました。
「自信」、「感情移入」、「人間性」、「個人的親しみ」、「率直さ」、「礼儀正しさ」、「周到さ」です。
 医療は決して医師だけで成り立つものではありません。チーム医療のパートナーである、看護師、薬剤師、技師、事務、病院の職員全ての皆さんに感謝して仕事をして頂きたいと思います。
 現在、当院でも、入院患者さん全てにアンケート調査をさせて頂いていますが、当院を選んだ理由のトップには"医師が良いから"という結果となっています。この結果は、患者さんに身近に接する研修医の先生方の貢献も大きいと思っています。
  また、先生方の研修に協力して頂いた、久保田先生、中田先生、各科の先生方、そして全ての職員の皆さんにも感謝致します。
 さて、 昨年12月に中国武漢で発生した新型コロナウイルスは、WHOが3月11日にパンデミックフェーズに入ったと宣言しました。残念ながら昨日の時点で世界171ヶ国32万人が感染し、1万4千人が死亡致しました。イタリアでは医療崩壊した現状が連日伝わっています。我が国でも地域差はありますが収束の兆しはありません。諸外国に比べて日本はかなり頑張っていると思いますが、オーバーシュートは避けられない状況です。一旦院内感染が生じれば病院閉鎖となります。医療崩壊を防ぐべく医療人として先ずは自分が感染しない様に努力をお願い致します。
 最後に私からのお願いです。静岡県は全国人口当たりの医師数は39番目です。将来是非指導医として当院に戻って来て下さい。
 皆さんの成長と発展を願っています。本日は、誠におめでとうございました。

 

 

 

 


こんにちは。研修医2年目の加藤です。

昨年11月末に、日本救急医学会中部地方会でポスター発表をさせていただきました。内頚動脈狭窄を来たした頚部軟部組織感染症の一例について、症例報告をいたしました。ポスター作製では救急科の指導医の先生に何度も指導していただき、当日も先生方に見守られながら無事発表を終えることができました。同じブースのほかの研修医の発表はとても興味深く、良い刺激となりました。

夜は浜松といえば鰻!ということで、救急科の先生方においしいひつまぶしをご馳走になりました。そのあとはビアホールでビールを飲みながら、先生方や救急外来の看護師さんからいろいろなお話を伺うことができました!

とても実りの多い学会発表でした!
救急科の先生方には大変お世話になり、感謝しております。ありがとうございました。

 


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